No. 89 薬師丸ひろ子さんのおきてとは
1,2年前の某TVのスペシャル番組で
薬師丸ひろ子さんがこのようなことを言っておられました。
「ヒット曲は私のものではないという自覚があります。
聴く人のものであって、聴いている人の思い出だったり、
みなさんのものにすでになっている。
みなさんの歌を、私が歌っているという感じですね。
みなさんの思い出の中にある歌だから、原曲のキーで、
節回しなども変えず、当時のままを聴いてもらうということを
ひとつのおきてとして歌っています。」
聴く側の気持ちのみならず、作詞家や作曲家、
創り手側の当時込めた気持ちをも配慮されておられました。
そのTVを見て以降「Woman“Wの悲劇”より」などを聴くと
今まで以上に泣きそうになってます。(T◇T。)゚
とはいえアレンジすべてがNOではないですよ。
ステキな編曲で新たな魅力に惹きこまれることもありますし、
アカペラに近くなることで、よりいっそう感動する曲もあります。
T・Kさんの『メロディー』などはまさにそれです。
・・・
できればアレンジ前、アレンジ後と2回歌っていただきたい!
そう思うあほ夫婦でした。ヽ(>Å<。ヾ(>ω≦